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【422】先進クールなマン・イーター文明の未来 [ビジネス]

 自分がマシに動けるようになったと思ったら、母親が背中を傷めてしまった。
 慌ててレントゲン画像を確認すると、どうやら骨粗鬆症による座屈骨折は免れている。一切の負荷を取り払ってそお~っとそお~っと大事にさせ、カルシウムと蛋白質をいっぱい食わせないと。
 まあ何とかなるだろう。母方は癌さえやらなければ健康長寿の血筋なのだ。

 さてまったく当然に、食品流通も長距離運行バスも類似の事故がバタバタと続いた。
 命を換えた食べ物を粗末に捨てる管理のため仕事を新設し、カツカツで頑張っているスキー場に若い連中が安価でアクセスする手段も、法的に奪い取ろうとする。次は食品リサイクル肥料の業者が過剰在庫の処置に困り、自前のカーシェアで雪山を目指す若者たちが慣れない雪道の事故で犠牲になるんだろうな。いずれも低価格帯ビジネスだから成立解の模索なんかせず、物価上昇の一助として非・現実的な規制で消していく算段だろう。
 もし軽減税率なる制度が実行され、書類やデータの作成・管理が良くも悪くも安定した仕事になったとして、『シングルマザー最優先の就労先』とする計画があるならまだ議論の余地はある。税務処理に関わる作業に国が制御を効かせて報酬をつければ、一人でも多くの子供たちに『優しいお母さんと明るい家庭を過ごす時間』を保証してやれることになるからだ。
 この時代にして新規の超大型公務を提案するなら、『現存する日本の将来国力の質を、限界まで上げる』プロジェクトにすることが負かりならない要件である。

 おい、このへんどうなってんだよ? 黙てんのゴマカシ決め込んでんじゃねえぞ。

 我々の子供時代、昔話で『猟師は絶対に子連れの母親を狙わず、間違えて撃ってしまったら子供を保護する』というストーリーが世の常識として定番の展開になっていた。
 安倍政権も、それに媚びを売る日本社会も、子連れの母親から食べ物を奪い取って目前でゴミにし、それをカネという紙切れに換えて年寄りにバラ撒こうとしているように見える。もったいない食品の流通は抹殺も辞さないくせに、たった2%の差で税率を併走させる無駄公務導入への執着は凄まじい。

 プレゼのトレーナー役を引き受けた経験から言わせてもらうと、あちこちやってスピーチのスキルは随分上達したと思うが、内容がすっからかんの嘘八百ポンコツ漫談だから、拳振って声張り上げるだけ胡散臭さの倍増に終わっている。う~ん、うちのソーリ大臣、25点。
 年長さんに睨まれたら涙目で頷いて言いなりになるようなガキが、現状の致命的な問題点をナイナイにして『挑戦』だなんて、笑わせるなよ。何度か書いたが、『挑戦』ってのはリスクを負い見出した勝算に賭けてやるもんだ。年長さんの得票文化に縮み上がって、女子供を捨て駒にするヤツの宣伝文句ではない。だからいつまで経っても顔つきが締まらないのだ。

 恥知らずな『人食い政策』掲げてなし崩し作戦やってんじゃねえぞ。
 軽減税率組だけでソイレント・グリーン【139】の閉社会構築にでも挑戦しな、迷惑だ。

 そろそろ高校生の政治活動に関する議論が出始めており、中には『高校生の政治活動は申告させ管理し、眼を光らせてやる』と言いたげなものも散見される。まあ魂胆は見え透いているが、やればいい。
 高校生の申告を受けおのれの管理下を宣言した途端、それは『社会的に承認された政治活動』というロイヤリティが付く。高校生が面倒臭さの心理的負担をきっちり呑んで正々堂々と申告してきたら、もう悪い大人は、それに対して『公認の主張』とお墨付きを与えずにおれない立場なのだ。
 いっぽう高校生が申告して、それを難癖や屁理屈で潰しにかかられた場合、これは政治活動になる以前の出来事だから、堂々と『申告して、こんな妨害をされた』とネット拡散してやれば良い。高校生のキミたち、悪い大人の卑劣な妨害工作を『さらし』にかけて遊べるぜ。
 思い立ったら、やってごらん。この手の弱い者イジメを思い付く大人は、それほど始末に手こずらない雑魚であることが多い。

 一点だけ。
 ここを見ていただいているからには大丈夫だろうが、お天道様にコソコソ隠し立てせねばならないようなことは、その場どんなに有利にコトが動くとしても絶対にやるな。やっちまったらワルに寝返ってオワリだ。
 あと日本は法治国家であり、きちんと議会制民主主義のルールを守ること。
 ゆとり大学生がお馬鹿なデモで発信する情報なんぞ、日本社会の運営に反映させるプロセスが法で定義されていない。つまりどんちゃか騒いで気を済ませた後は、な~んにも動き得ない。極論すると、それでコトを動かすとそれは違法行為になってしまう。主張を聞きたくても聞けないのである。

 夏までの数ヵ月なんてあっという間だ。最初はよく解らなくて失敗もするだろうが、今のうちから気にしておけば『せめて解る範囲で考えた』達成感の御褒美があり、『無知ゆえ盲撃ち』の罪悪感・屈辱感は味わわなくて済む。さあ頑張れ高校生!!

【421】消えた命のデフレ価格 [ビジネス]

 飛行機の話を続けようと思ったのだが計画変更。
 某有名カレー店のトッピング料理が、簡単な最終調理工程だけ残した袋詰めレトルト食材として流通しており、その工程不良品がきちんと廃棄されず幾つかの小売店に横流しされていたという。
 『消費者は悪質業者の身勝手な儲け都合で、危険な異物混入食材をつかまされていた』
みたいな扱いするの、ちょっと冷静に考え直そう。酷いよ、あんまりだ。

 工程不良の内容は『プラスチック片混入の可能性』だったと思う。
 プラスチック片が胃酸を吸い、猛毒の化学物質を生成させながら数百倍の大きさに膨らんで、例外なくそのカドっこが胃袋を突き破って出てくる…なんて話ならそりゃ確かに大騒ぎの緊急回収だろうけど、違うでしょうが。
 何か口に当たり、『ん?』とか言いつつ取り出してオシマイだ。歯が欠けることも無かろう。気付かずに飲み下しても、せいぜい数日のうちには下から出ていく。

 口に入るまでのどこかで品検の工程が確保できれば解決するのだし、万一検出洩れで失敗しても痛くも痒くもない。もっとも、だからって工程不良品が混入する可能性を認めつつ、当のカレー店が商品としてこれを提供するのは体裁としてちょっとなあ。ならば、別の誰かが事情を解説して『各自でプラスチック有無の確認と処置をお願いします』と表示し、格安で販売するのが一番いいんじゃないのか?
 今どきの若いお母さん達なら、次々と機転の利いた検査方法の知恵を即刻インターネットで公開してくれるはずだ。これをクリアすれば、大手カレー店の企業力が日本製として品質保証した上質の御馳走で、幸せに食を満たせる。厳しい家計を切り回す若い家族も、ささやかに年金で暮らすお年寄りも。

 まず大手カレー店が『ウチでは使えない』と判断するのは止むを得ないが、それを『ロット丸ごと生ゴミ扱いで廃棄にしないと許さない』社会を直すべきだ。
 食材を小売店に卸したというあの年配の社長さん、最初『私ひとりでやったことです』とおっしゃっていたが、何人か社員さんを抱えておられるのだろうか。戦中戦後の、食べ物に困った時代を経験している年代にも見えるが、だとすると尚さら今回みたいな廃棄食材はとても放っておけないはずだ。今日となっては大事なメンタリティを体で覚えている、貴重な大先輩ではないか。
 横流し卸業?で贅沢に呆けていた様子も無いし、私にはそんなに悪い人に見えない。

 牧場や養鶏場へ行ってみな。ウシさんもブタさんもニワトリさんも触ればあったかいし、出会って挨拶すれば愛想よく応えてくれる。みんな笑うし、泣くし、怒るし、喜ぶ。自分と何ら変わらない命なのだ。
 ある日一方的に食材にしちゃったのも、工程管理を失敗しちゃったのも、人間じゃないか。なら人間を総動員して残さず綺麗に食べて彼等に感謝し、生かしてもらった時間で何倍も良い事をしながら命を繋ぐのが我々の使命なんじゃないのか。『命の大切さ』を軽々しく口走る割には、どいつもこいつもウシさんの大切な命をゴミにして、それをネタに社長さんを苛めようとするのは何故だ?

 こちらは大勢亡くなっているので滅多なことは書けないが、軽井沢のバス事故の話を。
 車中2泊を含む1泊3日、リフト券まで込みで、スキーツアーが1万2~3千円とは驚いた。そりゃどこかのフェーズで原価割れするってば。
 くれぐれも『例えばの話』と断っておくが、あるツアーでバスの運行経費が原価割れしていたとして、『ウチは赤字営業は一切お断りしています』と一蹴に片付けるとは思えない。『あの時、頑張ってくれたから』などという美談は既にあり得ず、『あの時、あそこなら持ち堪えたから』というサバイバル判定を勝ち取り次の受注を取るために、即死しない限りバス業者は仕事を請け負う。車輌その他の設備にかかる維持費を考えると、走らないよりは赤字で走った方がマシという計算も当たり前のはずだ。
 そう、横浜マンション工事においての杭打ち業者と同じ立場なのである。

 いずれのケースも法規や社会通念への適合性という観点からすれば、それなりにペナルティの対象となろう。だが私欲のトクを狙った邪心や単にだらしない不注意で発生した失敗ではない。『安全』を手放し丸投げの金科玉条に掲げ、コストダウンの皺寄せでボロを出した工程を面白半分に苛め抜く社会風潮のなれの果てだ。

 底無しのコストダウンを要求する真犯人は、絶望的な不景気と重篤化する一方のデフレである。これだけ直球ズバリの具現化事例があちこちの業界で連続発生していて、まだ卑しいダメオヤジの妄想シナリオは物価上昇に消費税率アップ、軽減税率に粘着し続けるのだから処置なしである。

 何が『アベノミクスの果実』だよ、脳みそ融けてんのかオマエは!?
 ちょっと真面目に考え直さないか?値引きされた命の数々があまりに気の毒過ぎる。

【420】古式武術の未来作法 [ビジネス]

 まさか大腸癌をやっちまったか?と下部内視鏡を突込んで、ちょうど3年になる。
 …いかんな、体調が改善するにつれ定期的に離脱経緯を記録するのを忘れてしまっている。『このひとヤマ越えたら』と思いつつ綺麗に行かず、『半分』『半分の半分』『半分の半分の半分』式にだらだらゼロ待ちしてしまったのも敗因だろうな。
 まあステロイド断絶の離脱開始から3年1ヵ月でひと通りの苦痛からは解放され、3年前を思い返す消化器失調の初期症状にまで出戻った。いま全てを種明かしの上で自己観察し直す訳だが、さしもの私も、これは絶対に一回やっちゃわないと解らなかったなー。もうチョイしたら整理しよう。

 長いこと技術系の話から遠ざかっていたので、『ツァーリ・ボンバ』のついでに、それを投下したTu-95爆撃機を紹介しておこう。西側でいうと米軍B-52に相当する位置付けとなり、長大な航続距離により敵地上空を通過しながら爆弾を投下する『戦略爆撃機』に分類される。
 北方領土方面で領空侵犯というとコイツである場合が多く、いまいましい機種ではあるが、技術的には非常に興味深い。

 何しろプロペラ機なのだ。
 プロペラ翅先端の対気速度が音速を超えられないため一般的には時速800キロ台が限界と言われているのだが、Tu-95は実に時速950キロで飛ぶ世界最速のプロペラ機である。
 なお音速は気温その他の条件により変動するが、ここでは時速1,200キロ程度。高空を飛んで対空射撃から身を守りつつ、空気抵抗を減らして速度と燃費を稼ぎたい戦略爆撃機だが、当時東側のジェットエンジンが性能不足だったからとはいえ、よくぞ翅で空気を掻くプロペラ推進を採用し成立させたものだ。
 1950年代の飛行機だが今なお現役。米・スペースシャトル退役後に有人宇宙便として頑張る露・ソユーズ宇宙船を指して、『完成され尽した前時代技術』のような表現を聞くことがあるが、Tu-95はこれを当該技術領域の常識を超える性能レベルにまで到達させ、今日まで運用が続いている事例である。
 この方向性は東側技術の特色でもあり、『時代遅れ』と見下す論評も散見されるが、いやいやその骨太で素朴で逞しい機械生命力は魅力的なものだ。いい飛行機だと思う。

 …で、何故に敵地上空から大量の爆弾を撒き散らすための戦略爆撃機まで持ち出したのかというと、『ツァーリ・ボンバ』が8メートルと常識外れに長大な上、重さときたら30トン近くもあったからだ。Tu-95の爆弾倉の扉を取払って、おなか半分はみ出した姿で搭載したという。
 凄すぎる爆弾は投下機を巻き込む恐れがあり、当然パラシュートで落下速度を遅くして退避の時間稼ぎをするのだが、時速950キロで間に合ったのかどうかは知らない。因みにこの時代、超音速飛行しながら後方に向けて爆弾を放出する方式や、宙返りの垂直上昇直前で爆弾を切り離し反転退避、弾道が放物線の極大位置に達したところで減速パラシュート展開…など幾つか議論されたようだが、いずれも『画期的な爆弾の小型軽量化が先立たないと到底ムリ』ということでポシャったようである。

 だから『そこそこ小型化して大陸間弾道ミサイル』という別案も出て来るのだが、ほら、人工衛星の打ち上げなんかも時々失敗するではないですか。小型化したとして失敗したら『自分ちで水爆』である。
 じゃあ潜水艦で当たり障りの無さそうな所に連れて行って撃つかというと、地上基地より何かと不便で揺れる艦上から時に波も被りつつの発射になるし、これとて成功率として十分な優位が期待できるものでは決してない。
 そもそもどこから発射しようが、翼による操縦がしっかり効く領域の大気圏飛行でもないから、ちゃんと目的通りに飛んでくれなかった場合のリスクはえらいことになるのだ。
 甚大な爆発はその影響範囲の予測も難しく、第五福竜丸で有名な『キャッスル作戦』では、危険水域の過小見積が事故の原因だったと言われている。第五福竜丸が間違えて危険水域に迷い込んだのではなく、大丈夫なはずの遠方で遭難したということになる。

 そんなこんなで水爆は結局は持ってても使えないから、持ってる奴が幅を利かすってのもあんまりできそうにないと判ってきたのだ。そのうち冷戦時代が幕を下ろしたこともあり爆裂威力の核開発競争は終焉、特に日本社会では戦争による被爆の事実が残る原爆の方が主に語られるようになった…

 …なんて、子供の頃は『核爆弾といえば水爆』だったなあ、とつい思い出したので回顧してみました。
 そういえば、もちろん上記すべてがそこからの出典ではないけれど、昔は子供向けの図鑑やプラモデルの組立説明書あたりにも、かなり突込んだ歴史解説・技術解説が満載されていたものだ。それも併せて思い出したので、いつか話題にしてみるかな。

【419】クールジャパン・ネットワーク原案 [ビジネス]

 おいおい水爆とは物騒な…って、たぶん違うんじゃないかな。情報を待とうか。
 原爆が核分裂現象であるのに対し、水爆は核融合。簡単に言うと、その瞬間その場だけ地球が太陽になる。ぶっちゃけ太陽と同じ原理です。もう細かい話は抜きに、タダじゃ済まないからやめといた方が良いの判るでしょ。
 冷戦時代の旧ソ連製水爆『ツァーリ・ボンバ』が史上最大の核実験といわれており、広島型原爆の実に3,300倍の威力だったが、それでも2次被害を避けるため初期計画の半分にサイズダウンしたものであった。1961年、北極海に伸びるノバヤゼムリャ島でのことである。
 あーやだやだ、とりあえず思いっきり無理矢理で仲良し系の話を捻り出してみるか。

 築地が『最後の初売り』だそうな。好きな場所だったのでちょっと残念な気がする。
 場内を歩きまわりたいなら、後頭部にも目を付けておかないと30秒以内にターレットか原付か荷運び用のゴツい自転車に轢き殺されそうだ。部外者の物見遊山で、お仕事の邪魔しちゃいけません。

 御存知ない方に少し解説すると、築地市場はもちろん観光地ではなく、その名の通りの市場である。従って柵で囲まれ出入口のゲートがあり、その内側が『場内』、外側の周囲には商店街が広がっていて、その一帯が『場外』と呼ばれている。
 平日に休みを取りまだ真っ暗なうちに家を出て、ひと仕事終えた築地労働者たちが場内の食堂でビール開け飯食ってる隅っこで、彼等のマネをして遊ぶのだ。7時を過ぎる頃には、飯時もオシマイの空気が流れていたと記憶している。

 『築地に美味いモン食いに行く』というと私はこのイメージだったのだが、昨年土曜の昼前に寄ったら場内が外国人観光客で大混雑になっており、恐らくは食い物の内容も相応にアレンジされているように見えた。
 築地の機能も変わったということか。悪いけど、個人的にこの違和感は好きじゃない。

 民泊の普及もあって、日本に長期滞在する外国人観光客が増えているという。長く親しまれた飲食店街を爆食いモードで荒らすだけって訳でもなく、そこらで日用の食材を買い込んで日本式の食生活を自力再現しようとする連中もいるらしい。
 ならば彼ら向けに、基本的・王道的な日本食クッキングを教示するテレビの帯番組が成立するのではなかろうか。20本ほど作って月金枠日替わりの1ヵ月ぶんとし、毎月再放送すれば視聴者の方が入れ換わってくれる。制作コストの費用対効果としてはオイシイ市場特性である。
 放送時間とメニューを朝の時間帯に開示し、食材を事前準備して昼下がり~夕方の番組視聴に臨んでもらう。一手一手しっかり待ち、画面とぴったりの同時進行で料理ができたりすると楽しいのではないだろうか。少々語学領域の作り込みがプアでも、映像があれば何とかなりそうに思う。
 もちろん綺麗どころのお嬢さんたちに主役にたってもらい、無茶に凝り過ぎない範囲の郷土料理をたまに織り交ぜるなどすれば、日本人の視聴者にも単なる『今さら聞けない』系の勉強に終わらせられずに済む。各自が地元で取材すれば、御近所さんの協力も期待できるし面白ネタが仕入れやすいのではないだろうか。
 あんまり下心を出さず愚直に『自炊長在の外国人向け』に徹した方が、このスタイルでもってトレンドを創出できる可能性は上がるんだろうな。

 もう少し拡げると、料理に限らず若い元気なイケメン君たちに、将棋に囲碁に駒、更に餅つきなんか交えてあちこちのお祭りなんかも紹介してもらって、外国人観光客の視聴者さんには作法の知識を仕入れた上で、文化体験に飛び込んで来ていただけると歓迎しやすくなって有難いんではないかな。あ、男女混成で盆踊りとかも。地元ネタ濃いぜ~!

 古館さんが『窮屈だった』とおっしゃる通り、特にここ数年マスコミュニケーションにおける言論の自由がかなり歪曲・閉塞している感が強い。それはそれで問題なのだが、べき論を振りかざして批判しても即効解なんか出ないだろう。
 各メディアから超党派式?に元気な若手を拠出し合い、まずは上記のような当たり障りの発生しない領域で、ぶつかり合い潰し合いにならず業界全体が活性化するような企画の立案と、各局間の相互調整を任せる。業界内に若者主導の、一致団結した自由意思を新生させたいのだが、いかがだろうか。

 2020東京五輪の準備には『邪心を撲滅する浄化』も必要だが、その一方で若年層に興味を持たせ力を与え、『日本文化を温故知新で世代交代しながら、世界中と仲良くする仕事』を楽しめるようにしないと良い事が起こらない。不正がバレて叩かれた途端、何も動かなくなるような現状では困る。
 そしてもうひとつ、これで本当に日本で美味い食事を楽しみ腹の底から笑った外国の人々は、史実を偽って外交で当て擦ったり、領海を暴力的な密漁行為で侵略したりするような、どこぞやここぞの国策に、本気で批判の意識を抱いてくれると思うのだが。

 ま、超いい加減を確信した思い付き瞬間芸だが、アイディア展開の原点にでもなれば。

【418】想い出いっぱい、謹賀新年 [ビジネス]

 明けましておめでとうございます…と言いつつ、何とも正月感のない正月である。
 昔は駅前も人がたくさんいて、飲み屋もあっちこっち賑わっていたものだ。近所の神社に二年参りに行ったついでに、ちょびっと一杯だけひっかけるのが楽しみだった。
 いま駅前は閑散としており、参拝後に伸びた列の長さだけ確かめたら直帰するしかない。小さ目の、ちょっと寄って帰るような店の年跨ぎ営業が絶滅し、何より客になる人出の方がすっかすか。寂しいなあ。

 帰宅してテレビをつけたら、アベノミクスとやらで既に慢性デフレ状態ではないたら何たら、実におめでたい議論をする人々がいた。
 前にも書いたが、『経済成長』などという概念をまず捨てないとマトモな話が始まらないのだ。日本の主力産業というものが何だか判らなくなって久しい上に、そもそも社会の原資たる生産人口が減少に転じているのである。これで『経済』なる特性だけ成長する道理はなく、まずでっち上げをやったとして無理に苦しみ、次いで真実の反動に打ちのめされ、結局は二重の損害を出すだけだ。

 もう社会におけるカネというものの定義が変わっており、経済枠の基本概念を改めないといけない時期に来ていると思う。
 皆さんあまりにも、これまでの人生で自分の心に醸成したカネ経済の姿を信じ過ぎだ。

 カネの原始的な定義については、魚や野菜との交換を例に【246】で述べた。これに直接のサービス業と交換する分を加えて『物品・サービスおよび生産力と引き換えて流通する経済媒体』という古典的機能が成立する。現代社会においてもこの機能体は不可欠であり、よって今後もカネは普通に存続することになるだろう。
 だがその一方でグローバル金融資本主義が引き起こすカネの価値変動は激しさを増すばかりだ。世界の第一次・第二次産業が次々と人件費の安い新興国に移動していくため、物品の価格も想像を絶する勢いで変化する。更には技術革新や大衆心理の移り変わりもあり、社会構造と生産・消費行為それ自体から大きく変遷していくのである。

 過去とも現在とも違う社会で、違う暮らしを送り、違う幸せを追い求める。
 そこに手持ちのカネがどこまで効くのか。

 カネの価値が将来方向にまるで保証されない時代になっているのだ。
 もちろん、だからといって刹那的に散財したり、山野に籠って世捨て人として完全自給自足で暮らすのが良いという話ではない。特に社会保障については『経済が変動するのでできません』ではなく、意図的に社会構造と流通価値を固定させる知恵を頑張る方向でやらねばならない。非常に困難だが、今や幻の名言と化した『安心と安全の日本社会』の答を見つけ直すなら、まずはこの取組みだろう。

 その為には社会で時間を跨ぐカネの流通量を最小化すると共に、生産活動で発生するカネ流通は最大限消費の現場に直結させねばならない。グローバル経済の大部屋において、この専用空間を切り出してある意味『鎖国的に新設し、小型軽量に管理する』発想に考え及ぶ必要があると思う。

 ちょっと残り分量的にヤバいので、今回この概念について深入りするのは止めておこう。
 いま言いたいのは、人知で追いつけない速度と振幅の変動に揉まれているのを知りながら、実にのんびりと自分基準の古式ゆかしい世界観で、しかもその狭い了見ですら道理に適わないとすぐ解るような『経済成長』なんてものをお題にして、正月早々遊んでる場合じゃないってことだ。どんだけアタマ古いんだよ?

 手っ取り早くはいま消費税率を5%に戻すだけで、正月の駅前に賑わいが戻ってくる。
 元気な若い集団が楽しそうに繰り出して飲んでくれるから、みんな出てきてたくさん店が開き、その片隅で我々も軽く一杯がやれるのだ。そして、この全てがお望みの好景気である。
 何が『8%で上ブレ』だよ、希望的観測という名のインチキ試算を散々盛り込んだ結果、瞬間的には消費税率増分が税収増に効いたと見えなくもない…あたりの言い訳がましい屁理屈がありありと透けた表現だぞ。
 これで生産でも消費でもない税率二重併走の処理負担を仕事扱いにして発生させ、一部の欲深い老人の既得権益にするというのか。財源の目処も立たないまま強行の結論だけ宣言したのが『最善の結果』だった訳だが、これが人生の行く手にまた不安を積み上げられた悔しさにどう響いているのか、少し恐れを感じておいた方が良い。

 『子供たちや学生さんは、政治や経済に無頓着』と認識しているのが、日本のオトナの平均値だと思う。意識の高い子も少々いるだろうが、なあに当分は影響無いさって。
 お宅の馬鹿ガキ時代がどの程度だったか知らんけどさ、どんだけアタマ古いんだよ?
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