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【534】未来実験室行きの通勤定期 [ビジネス]

 次世代ワークライフバランス実験場に絡んで、もう少し。

 こういうのは、島を丸ごと『治外法権エリア』にしないと意味が無い。現状社会の常識で行き詰まっているから、他の解を探さねばならないのだ。
 周囲を世間の旧態依然が囲っていては、俗世間との不整合の違和感が取り組みをハンパにしてしまう。ラスベガス式の空気に包まれた特区管理【490】にしてやらないと、出足から『言ってるだけ』の空虚感が全てを支配し失敗確実の予感が溢れ返り、その雰囲気がまた更なるブレーキ効果となりあっという間にコトを頓挫させてしまう。
 ウォーターフロント埋立地の立地条件をうまく活用したいところだ。

 その昔、小さいとは言わないが、ちょっと田舎の街で工業団地の一角に勤めていた頃のこと。住まいを確保するため、地元の不動産屋さんに相談に乗ってもらっていた。
 『お客さんの職場を確かめて、街の反対側から薦めて行く。仕事気分を切り換えるためです』
 長きにわたって街の人々の住居選定に関わってきた御主人の経験則だから、単なる利便性だけを根拠に職場と住居を直近に置くのは注意が必要ということだろう。なるほどねえ。

 因みに自分自身はどうなったかというと、やはり薦められるがまま職場の反対側に住むことにして、約6キロ渋滞知らずの自家用車通勤で暮らしていた。気の向いた日には、帰宅途中で本屋や外食の寄り道をし、それにかかる時間なんか負担でも何でもない。
 振り返って、あれがまともに会社の筋向いだったとしても、あんまり悪い話は無かったように思う。ただ、例えば重大市場不具合が発生したり、自然災害で職場が停電したりすると、頼まれもしないのにやたら職場に行ってしまいそうな気はした。
 何にせよ、いわゆる『通勤負荷』の無い距離まで職場と住まいを近づける工夫は、それだけで結構クリエイティブな展開が期待できると考えている。

 ま、フロー状態が捻り出せれば仕事気分も余暇気分も境界ナシのごちゃ混ぜだし【485】
 これで思考模索が家庭の時間に割り込んだからって、良くないコト嫌なコトにはなり得ない。

 話を治外法権に戻そう。
 『社会生産としての労働』と『人間生活としての家庭』の共存形態を模索するのだから、例えば仕事面白すぎでやり過ぎて間違えて倒れたのがいたとして、その責任は本人にある。いっぽう仕事に目的意識が持てず、稼働率が赤字領域にまで割り込んだら、今度は問答無用で一方的解雇もあり得る。そうしないと実験にならない。
 工作現場バージョンで考えるなら、工作機械の使用法や製造現場の安全確保など自前で学んで身に付けておき自己管理で遂行すべきで、指を飛ばそうが高所から落ちようが原則は自己責任。他力本願のゆとりPL式に『誰が悪かった、誰に責任がある、健康や命より利益を優先した』云々でちいちいぱっぱと騒ぎたいアマチュアお子ちゃまはお呼びでない。プロの真価発揮が課題なんだから、そのぐらいの意識は必要だ。

 だから、こういう模索を請け負って自由に試せるように、自立・自律の強い意志と、知識・技能両面の高いスキルを磨いておきましょうってことになるんだろうな。
 昨今の学生さんを見ていると、社会のどんな生産活動も、就いて人に役立ち自分の生活を支えるものとして、信用が置けなくなっているように思う。それを真面目に一生懸命やって、自分が不当に搾取されたりせず、幸せになれるかどうかが疑わしいのだ。
 他ならぬ自分の幸福感のことゆえ、疑わしさの不満の訴えだけには終わらず、その不安を解消したいという切実な願い、解消するにはどうすればいいのかの疑念が伝わってくる。

 自分なりのペースでいろいろ試し尽くして、言い訳ナシの自分スケールで周囲と見比べて『よしっ、やれている!』と確信できるステップを踏ませないと、一人前の自信は育めない。労務管理において、心しておくべき要件意識だと思う。
 最近はこれをオーバーワークによる労災対策と綯い交ぜの対象にしてしまい、仕事ペースの自由度も、決着最優先の延長戦も、一律に絶対安全圏に閉じ込めてしまおうとするため、人材の能力開発が初歩的段階から躓きっぱなしの感が強い。
 これでは誰ひとり管理職にステップアップする検討に移れるはずもなく、人材の枯渇により労務管理が崩壊して、ブラック何とかが世に溢れて来るワケで、まあ自然と言えば自然な成り行きなのかも知れない。

 以上、何となく厄介な雰囲気の漂う雇用問題の原因究明および対策検討のネタとして、割と気にして絡んで来る人っているのではないかと思っている。
 手負いの巨大遺産は、将来日本の生産性を明るくひっくり返す企画で穴埋めしたい。
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