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【532】安心安全の絶叫マシン乗車券 [ビジネス]

 高速道路のゴールデンウィーク渋滞予想を眺めていて、感心する。
 渋滞する場所と日時を特定した途端、それを見た人々がそこを回避しようとするはずなのだ。だからそのウラをかいて予想を組み立てるんだよな。でも何割かはそれを見越してウラ渋滞予想まで読んで高速に乗るはずで…
 AIが不得意とする『仮定の先の仮定』が何重にもなっており、これでは計算量が大爆発だ。

 もっとも毎年の『予想vs実績』事例を着々と蓄積し、『結局がところ、どう予想を発表すれば、どう渋滞するのか』という相関をハジき出すのは、やはり機械学習のお手のものということになる。
 皆さん、渋滞予想を見て自分なりにマジメ精一杯の思考検討で、善良かつ真摯に渋滞回避を目指しましょうね。
 素直な判断力に預けるなら、まず何はどうあれ『自分が実直な判りやすい対象でいる』ことを保証する心掛けが前提となる。

 姉が亡くなる前後、姉の住まいの面倒を見るため高速道路をかなりの頻度で利用したものだ。当時あの『高速料金一律1,000円』が施行されており、随分と助かったのを憶えている。
 逆走車と鉢合わせする可能性など夢にも思うことなく、深夜の時間帯も安心して飛ばしていたものだ。

 あの自動車専用道路の出口から侵入してしまう理由は不可解だが、その随分と先の本流にまで進んでしまう理由はもっと不可解である。私の感覚の限りでは、『つい』や『うっかり』の認識洩れがあったとして、本流に到達するまでの道程のどこかで気付いて然るべきとしか思えない。
 逆走事故が、実は認識洩れ以外の原因で起こっているのか、はたまた私の感覚が現実と食い違っているだけなのかは不明だが、いま現在とにかく逆走事故は散発している。

 逆走防止策については公募も行われていたようで、その内容も公開されているようだ。
 ふーん…と目を通し、私も帰省渋滞のテレビ映像で、灯火の大河を眺めていて思い付いた。
 小型のLED発光ユニットである。
 製品イメージはホームセンターで御馴染みの、ガーデニング用の太陽電池式ランプに近い。地面にぐさっと刺しておくと夜に勝手に光るアレ、あれをできるだけ小型化して輝度を上げ、耐候性を持たせてポール先端やガードレール上縁に固定できる形状にする。

 設置形態は簡単で、車が出口側から侵入しようとすると白色光が道の両側にずらりと並んで見えるようにする、ただそれだけ。
 自動点灯なんか不要の昼夜問わず点きっぱなしでもOK、ホントは夜間にずっと光ってて欲しいが、まずは開発期間とコストのミニマム化を最優先し、ユニット内臓の蓄電池でなりゆき頑張れる時間だけ光ってくれれば許す。
 一定輝度の白色光が運転者の視界に突き刺さって来れば、対向車のヘッドライトを連想して逆走に気付いてくれないかという狙いだ。視認輝度、水密性、耐久性、夜間発光時間や寿命など、諸性能を確保するための既存技術は今日一定の水準に達しており、誰でも作りやすいと思う。
 配線不要、自己完結デバイスのポン付けなので、光ってさえくれれば手あたり次第の数社製混在になっても問題は無い。思いつき都度、いつどこでも取り掛かれる。

 さて普通ならば、公開入札を経て発注先を2~3社程度に絞り込み、できる限り発注数をまとめて単価を下げたいところだが、ちょっと違うことを考えてみた。
 発注ロットの単位タマ数を割と少な目にし、いくつもの会社に各々のロットを頑張らせ競わせるのである。どうせブツがメカ的にしょぼいから、コストの非効率代は無茶な怪我にはならない。但し、現状の日本社会の空気だと利権仕込みなど悪いことをするヤツが出て来る恐れもあるので、この事業に関しては全てを無条件で完全公開とする。もちろん契約に関わる保管書類も全ページ海苔弁禁止だ。

 こうして需要の場と基本構造の提供までやっておいて、この『技術のベーシックインカム』に食いついた技術者連中が、何をどう面白く発展させて来るかが本丸の刈り取りターゲットだ。
 だからだが、むしろ潜在的な技術力はありそうなのに、不遇のピンチにあえいでいる中小企業なんかからやらせてみた方が効果的なのかも知れない。同時に公共工事のオープン化の雛型実績にもすると。

 もっとも、まず白色LED発光ユニットに逆走事故の防止効果があればの話なんだが…
 …とここまで書いたところで、珍しく途中で割り込まれてしまった。いいや、続けてみよう。

 若い人たちの感覚が自分たちのそれと異なるものであることを、我々世代は知っておく必要があると述べたが【518】、さっき自動運転機能車の購入相談を持ちかけられ、今度は高齢世代の感覚を切実に解説され衝撃を受けたのですよ。
 聞いた限りにおいて、『文字を読み取る』『表示を確認する』ことで自らの逆走を検知するコンセプトは、まだ運転者の自律能力に頼り過ぎだと思われる。
 お!『プチ・ハイビーム目潰し』の提案、なかなかいいセンいってるじゃないの。

 もともとが近眼でなかったお方なのだが、何しろ裸眼で焦点が合うのは2メートルより向こうというから、運転席の全ては基本的に完全明瞭に見えていない。
 中でもいちばん不便なのがナビ画面だという。老眼鏡をかければ良いとは言うけれど、2メートル以内では距離別の眼鏡が欲しくなるとのこと。

 ナビ画面の十数センチ上空に読書レンズみたいなのを後付けしたとしても、凸レンズだから拡大されてしまい画面全域が俯瞰できない。空調風は蹴られるし、だいたい収斂火災のドンピシャ自殺行為じゃないか。
 つい最近バックミラーに替わる後方視界モニターが解禁になったが、鏡でなくなるとディスプレイ画面のまさにその距離に焦点を合わせないと映っている画像が見えないから、これまた後ろが確認できずアウトである。
 いくら近眼が増えたとはいえ『非・近眼から加齢した高齢者』は結構な数がいると思われ、このあたりを冷や水で頑張られてしまうと、『周辺事情の認知vs車内の自己操作』が互いに激しく阻害し合いながらバーター進行するという、非常に危険な運転状態に陥ることになろう。
 逆走事故を起こした運転者の視力について調べると、何か相関が出るかもしれない。

 極め付けには、仮に自動運転が実用化されたとして『うわ~危ない危ない!もっとゆっくり!』と前方視界に視力がついていけず恐怖で気絶するかも知れない、とおっしゃる。
 なるほど確かにな。
 『人並以上の、車好きの運転好きが』だ。

 忘れないうちにと慌てて書いたので、随分まとまりが酷い回だが、そこそこ実用的な情報が載ってるのではないでしょうか?
 皆さま、どうか安全運転で楽しいゴールデンウィークを。
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