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【527】ニッポン保育園の給食改善工程表 [ビジネス]

 築地市場の改修案、7ヶ年で7百億台の前半か。
 裏の裏まであそこを歩き回ってこの目で確かめた訳じゃないが、プラントみたく重量級の特殊デバイスは無いだろうから非現実的な程の難工事では全然ないはず、額としちゃ少々積んだかなとも思うけど。
 まあ店子さんたちの一時退避その他、ブツにならない経費も乗ってくるはずなのか。公共工事の初期案だし、ケタは合ってるし、当面はこんなもんなんだろうな。関係者が多数絡むのと、高いところから低いところへどうにでも流れてしまう水回りが広範囲かつ複雑だろうから、分割した工区毎をうまくつないでいく詳細計画と進捗管理が面倒そうかな。

 成功条件が『築地で営業を続けたいと思う気持ちがどれだけ強いか』ってのが引掛る。
 だって元々そうするのが普通なんだし、普通にやれば?という言葉しか出て来ない。築地を改修・再整備しないなら、また他の土地探してゼロから新設するしかないだろう。

 氷山で底が抜けたタイタニック号じゃあるまいし、ただの地上建屋からなんで始終水を掻い出さなきゃならんのだ?ウォーターフロント最前線の埋立地だから潮汐の周期変動で地下水圧が押し引きを繰り返すし、外から浸み込むのはただの海水なのに、建屋地下室の底から浸み出すのは何故か強アルカリ水。途中に何が起こっているのか、まるで見当もつかない。
 この期に及んで開けてびっくり、こんなものハナから安心でも安全でもなく、法規適合性がどうたら議論する遥か以前の想定外の次元にある致命的欠陥であり、『状況が一切不明で、いま悪いモノしか出て来てないから食品市場には不適合』以上に言うことあるのか?
 ダメ押しに、坪1トンの面積掛けで計画外に積み足したという上階床のコンクリの件、みんな口つぐんでるが技術屋の常識目線なら強度計算があっさり破綻してるぞ。これを『問題ない』と言いたいなら、その診断やった奴を責任者に立てて公然とやらなきゃ通らない。気は確かか、どこのどいつがそう言った?

 よく戦争ネタで『当時の国家体制ゆえの1億総発狂』みたいなことを口走る左巻きがいるが、何のことはない、この現代社会でも利権に目が眩んでこんなに大勢が発狂してんじゃん。どんな体制のどんな意思決定でこんな破滅的失敗が起こるのか、必要都度リアルタイムの直談判インタビュー交えながら、がっつり研究できると思うんだがね。
 たまには若い人たち以外にも言ってやろう、戦争批判のその勢いで、やってみたまえ!

 さてここで、橋下大阪市長時代に大阪都構想の初期投資額が600億円で提案されていたことを思い出そう【371】
 大阪府市二重行政により、大阪府の中心に位置する大阪市域の中では、府と市の自治体運営機能が重複してしまっている。本来なら大阪府の形の板一枚があったとして、その運営機能はひとつあればよく、但し大阪市においては人口も機能も集中しているため、相応の自己完結性を持つ特別区に割って各々に自治を任せればよかろう。当時としては、こんなハナシであった。

 何しろ大阪府の板一枚の上から、真ん中だけ大阪市の形の板をもう一枚重ねて、府の板と市の板が利権動機の税金資本で威張りあいいがみ合うのだ。場当たりの不毛な役所間の競争に税金が湯水のように使い捨てられ、地域の将来展望がまともに維持できない事態に陥ったのも当然といえる。
 つまりは余計な板一枚分の厚みを削らなきゃダメでしょ、ということで、まず市の板つまり大阪市議会を解体して無くし、残った一枚分の厚みを、地域特色を各々打ち出す5区の組み合わせ板で埋めよう。こんな構想だったワケだ。

 【371】当時、私は600億の初期投資額をもって『倹約に感心する』と述べているが、今回ざっくりのざくざくでも感覚を養っておいていただけると嬉しい。役所建屋なら新設しても原則事務所機能に通信インフラで済むので、地盤改良や高機能建築に水道光熱・給排水もろもろの大変さが無い。とはいえ他の諸費目まで加えてこの額ということは、つまり『現有で使えるものは目いっぱい使う』を基本によく頑張ったんじゃないかなあという数字に見えたのですよ。
 ついでなので言及しておくと、今や馬鹿馬鹿しさが怖くて誰も口にしない新・国立競技場の建設費が、ずっこけた時点で3,000億、見直された時点で1,500億、これらが一体どんな計算で得られたものなのかを気にした方が良いと思う。
 そうそう、この機会にちょいと挟んでおくが『経済効果という単語=関連事業の総利益』と読み換えてはいけない。いつからの習慣だよ、これ?
 あなた自身が選挙を通して『あんたがたに任すよ』と信用して渡した先が、いつの間にかこんなことをしていた。いや、果たして『信用して渡して』いたのか?

 だからこんなことになった。
 みんな考え方、暮らし方を変える時期だと思うよ。直そうぜ!

 再び築地に話を戻して、数字だけ見ての概略イメージで悪いが、改修計画の詳細を詰めて工期・経費ともに2割削減でGO、いざ実行に移して噴出する諸問題を懸命に解決して、そこから1割ないし1割5分オーバーで全検収を上げてクローズ。こんな感じじゃないかな。

 グローバル高度情報社会において、日本国には知財を主とする情報機軸の経済戦略が生き残りの道だとする説は珍しくない。確かに現状の日本国は情報にまつわる技術領域で先進国だし、間違ってはいまい。
 だが情報それ自体は、煮ても焼いても、もちろん生でも、ビタ一文腹の足しにならない。情報の何をどう細工しようが、それを介して『カネ』という経済社会の約束事に過ぎない価値スケールをいかに押し上げようが、自らの手の届く範囲から食べ物が調達できなければ、我々人間は生きていけない。

 この先進技術社会にあって、託児所で子供たちがまともに食えてないとか、家庭の貧困率が上がり子供の栄養が給食頼みだとか、大人は大人で献立内容がめちゃくちゃになり成人病が多発しているとか、基本生命維持のレベルで人間の作動が狂ってしまっている。
 日本社会の自我にも、自然の畏敬を真剣に感じる『食育』が必要な時代なのだと思う。
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